産後のイライラには漢方と鍼灸を｜ふうき堂漢方薬局・鍼灸院・よもぎ蒸しサロン | 肩こりなどの緩和から鍼による美容ケアまで | 浜松で漢方を活用した健康のサポートをするふうき堂

お母さんは40週の間に豆粒よりも小さな卵を大事に大事に育てて、大きさの赤ちゃんをお腹の中で成長させます。鳥の卵ほどだった子宮はたった10か月弱で大きなスイカほどに引き伸ばされます。こんなに大きな変化は、妊娠以外には滅多にある事ではありません。それに伴い、骨盤も心臓のポンプ機能も体の足腰、全てに大きな負担がかかりながらも大事な我が子を守ります。そしていざ出産。出産により母体のホルモンバランスは一気に変化します。その変化こそ産後のイライラの最初の原因。ホルモンの急激な変化により気持ちは不安定になる事があります。だいたいの場合はホルモンの変化にも体が慣れてくるのでイライラは治まってきます。しかし、その後は慣れない育児、家事、睡眠不足が重なり次第にイライラがたまっていくのです。

では、次に東洋医学的に考えてみましょう。

少し難しい考え方ですが、東洋医学では体には五臓（肝心脾肺腎）の考え方があり各臓が体のいろいろな機能を担っていると考えられています。

東洋医学的に考えると出産には生命エネルギーを主る「腎」という臓が大きく関わっています。この腎の力を出産で大量に消費すると、今度は腎の”子”である「肝」に影響が出てきます。この肝ですが自律神経や情緒に関わっており、ここが調子が悪くなるとイライラ、のぼせ、筋肉のひきつりなどが起こってきます。

つまり東洋医学的には「腎」や「肝」という臓が産後のイライラに関わっているのです。

ふうき堂では、西洋医学、東洋医学、漢方学の考え方を複合して考えていきます。

産後のイライラは、ホルモンバランスの変化。でもそれは本当は産後1か月で慣れてくるもの。でも忙しくて食事も適当になってしまったり、母乳をあげているママさんは栄養不足。そうなってはいつまでたってもイライラは解消されるどころか日々大きくなっていきいます。

ふうき堂では、産後の食事の指導、睡眠不足解消の手助け、氣血不足（栄養不足）の解消、肝や腎へのアプローチ、リラクゼーションなどを通して産後のイライラを解消していくお手伝いをさせていただきます。

具体的なメニューに関しては後述いたします。